成人式について
成人式は、二十歳の誕生日を迎え、新成人となったことを祝福するために設けられた式典のことです。市町村など、各自治体ごとに開かれるのが一般的となっており、一月の成人の日に行われます。成人式では、各自治体の首長が挨拶をしたり、新成人を祝うためのアトラクションが催されます。また、参列する新成人は正装で式に臨み、女性は振り袖、男性はスーツ姿が多く見受けられますが、紋付き袴も増えています。尚、成人式は各自治体が主催しますが、生まれ育った故郷であり、住民票のある市町村から離れて就職もしくは進学している場合、一月の式には参列できないこともあります。そのような人たちへの配慮から、自治体によっては、八月に成人式を開催する例が見受けられます。お盆休みの帰省に合わせて開かれることが多く、同級会を兼ねることもあります。また、最近では、成人式の前に振り袖やドレスなどを着用して、写真館などで前撮りを依頼するケースが増加しています。
成人式のことを知っておこう!
2015年は1月12日が成人の日となっています。では実際に成人式が行われるのはいつなのでしょうか。
ほとんどはその前日の日曜日を成人式としている場合が多いです。何故月曜日が成人の日になったのかと言いますと、成人式は着物を着てヘアセットをするのが通例ですので、美容室の稼働しやすい曜日として月曜日に選定されたようですが、現在は成人が集まりやすい日としてその前日の日曜日となっているのです。
では式に出席するためのスタイルはどうなっているのかという点を見てみますと、男性は袴、もしくスーツが一般的です。女性は振袖が一般的で、ヘアスタイルは昔は日本髪を結うのが一般的でしたが、最近ではパーティヘアと同様に華やかに作るのが一般的となっています。
着物は購入する方もいれば、貸衣装も多く、通常では当年の式が終了したのちに翌年度の貸衣装のレンタルがスタートしています。人気の衣装ほど早めに予約が埋まるため早めの予約が肝要です。また、写真撮影を行い記念に残すために女性は前撮りという形式で事前に写真を撮ることも少なくありません。これは着物店や写真店でセットで行われているのが通常です。このようにして式に臨む女性は一年前から着物の用意を行い、式の半年前程から前撮りを行うのです。また女性は髪結いを行うのが一般的ですのでそのために髪の毛をのばしたりと様々な準備が必要です。また式当日美容室の予約も埋まるため早めの予約が必要なのです。
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2020/3/4 更新